2014年1月14日火曜日

ミクロ経済学 Expressway

「経済のツボ」を突いてくる面白さ!







【こんな人におすすめ!】


  • 加減乗除以外の数式を用いずにミクロ経済学を勉強したい人
  • ミクロ経済学を勉強したいけど、時間はそれほどかけられない人
  • 「規制緩和」には興味があるけど、それが何なのかよく分からない人



【ガツン!ときた一文】

"(マルクス経済学が支配的であったため)政界にも、官界にも、ジャーナリズムにも、ミクロ経済学的なものの見方がほとんど浸透していません。その結果、日本で効率化政策に批判的な人々が、経済学を知らずに批判していることがたびたび見受けられます。いわば食わず嫌いです。経済学の考え方がわかると、誤解が解けることが多いと考えられます"

(はしがきのP5)



【ひとこと】


今、個人的にこういう感じのミクロ経済学の学習サイトを構築中です。



基本サービスは、クルーグマン ミクロ経済学
マンキュー経済学I ミクロ編(第3版) に基づいて、
用語の解説を動画で行おうかと考えています。






ただ用語の具体例を説明するときには、アメリカの例だけでは、
分かりにくい…。そこで日本での経済政策問題を分析している
教科書を探していると、本書に出会いました。



この記事を書いた時点で、


  • 序章 市場と政府の役割分担
  • 6章 参入規制
  • 終章 政治家の官僚の役割分担


の3つの章しか読んでませんが、


「居酒屋で話のネタにしたら、オッサン同士のトークバトルになりそうでんな~」
という印象。世の中には「総論賛成、各論反対」という言葉がありますが、
誠に「痛いけど筋が通っていて理に適っている」というネタが満載です。



読み手を差別するわけではありませんが、
学生さんが読むより、会社とか役所とかで働いているひと、、または
働いたことがあるひとが読むと、「あ~、それ分かるわ~」という感じを、
味わえること間違いなし(笑)



【一緒に読みたい本】


ミクロ経済学〈1〉市場の失敗と政府の失敗への対策 (プログレッシブ経済学シリーズ)






ミクロ経済学〈2〉効率化と格差是正 (プログレッシブ経済学シリーズ)








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