2014年3月21日金曜日

ジェフ・ベゾス 果てなき野望

お金を払っている方は心強い!お金をもらうとなると厳しい(汗





【こんな人におすすめ!】



  • ジェフ・ベゾスについて個人的な興味がある人



【ガツン!ときた一文】


"「それが我々の戦略なのか?そんな戦略はまっぴらだ」"
"「悪いんだけど、今日、ちゃんとアホ薬を飲んだかどうか教えてくれないか?」"
"「君はものぐさなのかい?それとも単に無能なのかい?」"


(P248 ベゾスの厳しい基準に満足できない社員がいたときに発言するセリフ集)




【ひとこと】


「エブリシングストア」。ええ響きですね。



最近は物流システムやAWS(Amazon Web Service)など
「アンストア」のサービスが多くなってきましたが、消費者から見たら心強い会社です。



で、「従業員になりたいか?」と聞かれたら、「それはちょっと…」という感じ。



経済誌のアマゾン特集ではジェフ・ベゾス自身について、突っ込んだことを
書いた記事をあまり見たことがないので、ベゾスのコアなファンだと言う方には
良い本かと思います。



【一緒に読みたい本】







2014年3月20日木曜日

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

リモートワークがどうこうというよりは仕事の成果を求めるかどうか







【こんな人におすすめ!】


  • リモートワークに興味がある人
  • 仕事をしたフリするよりも仕事の成果が気になる人



【ガツン!ときた一文】


"昼間のオフィスは、まるでフードプロセッサのような場所だ。あなたの時間を引きちぎり、粉々に砕いてしまう。とりあえず15分、あとで10分、それから20分、今度は5分。そうやって手に入れた細切れの時間だってすぐに電話やミーティングなどの余計な仕事でつぶされる"


(P14)




【ひとこと】


自分自身も過去に給与計算代行業の会社で働いていたことがあります。
取引先から勤怠データを送ってもらって、加工した給与データを送りすことが業務でした。



そんなとき よく「オフィスなんてどこにあってもええなぁ」と感じていました。
もちろん給与支給に関するルールを裁量的に運用しないなど、
いろいろな条件を整備しないといけませんが。
そのときの自分の気持ちが、そっくりそのままエッセイになったってノリ。



あと筆者が「仕事をしたフリ」ではなく「仕事の成果を残す」ことに重きを置いている点は、
「ドラッカー先生、バンザイ(笑)」と遠まわしに言っている気もした。


あと、東京の渋谷の会社に500Kmも離れた兵庫県の西脇市で
リモート勤務をしている方の話も思い出しました。


give IT a try 
神戸新聞北播版の朝刊に在宅勤務に関する取材記事が掲載されました(2014年2月23日)



【一緒に読みたい本】






2014年3月11日火曜日

週刊 東洋経済 2013年 11/23号 [雑誌]

スマホ選びに迷った人に刺さる特集




【こんな人におすすめ!】


  • ガラケーからスマホに乗り換えたい人
  • スマホについて誰に聞いてよいのかよく分からない人



【ガツン!ときた一文】


"スマホを使いこなすためには、ハードだけではなくソフト面からの支援も不可欠だ。
(KDDIは)その強化策としてスタートしたのが「auスマートサポート」だ。"


(P69)




【ひとこと】


スマホ特集を読む。
auでは「スマートサポート」というサービスをやっているらしい。



入会すれば初期設定だけでなく、スマホでやりたいことなら、
LINEやfacebookの使い方でも何を聞いてもサポートとのこと。
料金は加入時に3,150円(3か月間)4か月目以降は、毎月399円。



アイフォーンやアンドロイドの使い方が分からなければ、
ぐぐって調べればいいという人もいれば、
おカネを支払って教えてほしいという層もいるのか。
世の中にはいろんなニーズがあるな。お勉強になった。




【一緒に読みたい本】








2014年3月10日月曜日

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

自分の体験をメシの種にするブロガーの心がけとは?




【こんな人におすすめ!】



  • ブログでメシを食いたい人
  • 好きなことでメシを食いたい人



【ガツン!ときた一文】


"酒をやめる、タバコをやめる、テレビをみない"

(P82)

"自腹を切るから価値ある文章になる"

(P142)



【ひとこと】


「no second life」の立花岳史さんと「ネタフル」のコグレマサトさんの
ブログ本を足して2で割った感じ。



ブログで収益を上げるための日常生活の心がけと
若干のテクニックがのっています(といってもハウツー本ではない)。



今のところ、「ブロガー」というと街のお店やさんよりも、
一段も二段も低く見られがちかもしれません。


しかし普段やっていることは創意工夫、切磋琢磨、節制など、
堅実な仕事をする「あきんど」と変わりません。
ただ扱っている商品が「自分の時間」や「自分の体験」というだけ


ブログ飯特設サイト


【一緒に読みたい本】






2014年3月6日木曜日

WEB+DB PRESS Vol.76

Web決済の手数料について PayPal→3.6%+40円、WebPay→3.4%+30円





【こんな人におすすめ!】


  • Web決済に興味がある人
  • 決済事務がめんどうくさいと感じる人



【ガツン!ときた一文】


主な決済代行サービスと手数料


〔日本〕

  • GMOペイメントゲートウェイ→非公開
  • ソフトバンク・ペイメント・サービス→非公開
  • ベリトランス→非公開
  • ペイジェント→非公開
  • PayPal→3.6%+40円
  • WebPay→3.4%+30円



〔米国〕


  • Stripe→2.9%+30セント
  • Braintree→2.9%+30セント


【ひとこと】


クレジットカードのお金と取引データの流れ、
購入者・ECサイト・アクワイアラ・イシュアの関係が非常によく分かった。



著者が実際にWebPayというクレジットカードの
決済代行サービスをしているからだと思う。



あと、日本とアメリカの主な決済代行サービス手数料の比較がされているので、
参考になる。PayPalで3.6%+40円WebPayで3.4%+30円。



【一緒に読みたい本】




2014年3月5日水曜日

週刊 東洋経済 2013年 11/16号 [雑誌]

サイバーエージェントの事業内容が(少し)分かった!





【こんな人におすすめ!】



  • ネット広告に興味がある人
  • サイバーエージェントに興味がある人



【ガツン!ときた一文】


"1990年代後半に勃興したネット広告市場は06年に雑誌、10年に新聞を抜いた。今や年間1兆円規模に迫り、テレビ広告に次ぐ鉱脈となっている"


(P89)




【ひとこと】


第2特集の「PV(ページビュー)争奪戦」を読む。
アメブロ以外に何をやっているのかやっているのかよく分からんかった
CA(サイバーエージェント)の事業が少し見えた。



媒体(雑誌、TVなど)からは広告枠を一括で買い付け、
一方で広告代理店からは、広告予算を預かってきている。
要は媒体の広告枠と代理店の出稿量をマッチングさせているのだ。



そのマッチング市場の原資は、媒体の広告収入の取り分を削ることで賄っている。
なるほど、月間PV244億のアメブロは、その広告マッチング市場の基礎となっているのか。
よく考えられた仕組みだ!



【一緒に読みたい本】









2014年3月4日火曜日

世界一ラクにできる確定申告 ~全自動クラウド会計ソフト「freee」で仕訳なし・入力ストレス最小限!

全自動クラウド会計ソフトのマニュアル本





【こんな人におすすめ!】



  • 小規模事業者の方
  • 個人事業主(フリーランス)の方



【ガツン!ときた一文】


"freeeの基本機能をざくっと使いこなせるようになると、小規模の事業者のほとんどは、自分で記帳する作業が大きく削減されます。お金を払って、記帳の代行サービスを頼む必要がなくなるのです。難しい簿記の知識や、勘定科目を逐一記憶することもなくなりますし、記帳の作業もわずかになります。データを自動的に同期してくれるので、数字も打ち間違いも発生しません。"

(P4)




【ひとこと】


読もう思ったが、読めない(笑)
クラウド会計ソフトの「freee」に無料登録するのが先。



たいていの「確定申告本」は「○○○は経費で落とせるのか?」とか
「▲▲▲はどの勘定科目を使うのか?」は書かれていて、
あとは人力(事業主本人とか税理士)になってしまうが、
「freee」では、そういう人力作業が、極限まで削減されているような気がします。



まだ実際に使ってないのでエラそうなことは言えませんが(汗)
3か月分のデータ保存は無料だそうです。



【一緒に読みたい本】








2014年3月3日月曜日

ルポ MOOC革命――無料オンライン授業の衝撃

MOOC Massive Open Online Courses(大規模公開オンライン講座)について






【こんな人におすすめ!】


  • 教育産業に従事する人
  • 教育産業に興味がある人


【ガツン!ときた一文】


"つまりこういうことだ。即戦力になる人材を雇いたい企業が、講座の制作費用を払って、実際の講義設計にも関与する。それらをムークで提供すれば、その講座をきちんと修了した受講生がどこの誰なのかがわかる。企業は、自らが関与して制作した講座で、ハイスコアを出した人材に直接アプローチできるというわけだ。"

(P46)




【ひとこと】


有名大学の講義ビデオをただ流すだけではありません。
在職時のキャリアUPするときや、転職するときに使える修了証を発行したり、
優秀な人材をプールさせて、人材紹介業に結びつけるのは、さすがアメリカ!
ビジネスがうまい!



取り立ててアメリカ礼賛をするつもりはないが、素直にそう感じました。
個人的に興味がある社会人教育も言及されているが、
米国でのそれは大学教育というよりもむしろ職業訓練校に近いでしょう。



講義の聞きっぱなしではどうしても眠くなるので(笑)、
手と頭を使う講義スタイルの方が好き。今のWeb技術なら難しくないと思います。



【一緒に読みたい本】








2014年2月25日火曜日

日経プレミアPLUS VOL.13 給料がヤバい!

「バカ」が武器!






【こんな人におすすめ!】



  • 求職活動中の人(学生か学卒なのかは不問)



【ガツン!ときた一文】



"子どもの教育で最も大事なことは、「好奇心を育てること」だと思うんです。好奇心こそが、コンピュータにできないことができるようになるためのエンジン。クリエイティブと言われる成功した人たちに共通する資質は、好奇心ですからね"


(P59)



【ひとこと】



  • 「これから仕事になるかどうか」
  • 「将来メシが食えるかどうか」

のお話である、城×柳川×新井の鼎談コーナーを繰り返し読みました。



一見すると労働だけの問題のように見えるが、
コトの本質は「教育+労働」にあるように思います。



大人だから職業訓練だけを受けて「ハイ、終わり」というわけではなく、
年齢を重ねても好奇心を育めるかどうかが分かれ目。



機械やコンピュータとの差別化のポイントは、「バカ」になれるかどうか。
人間の命令通りにしか動けないコンピュータは、「バカ」にはなれないでしょう。



【一緒に読みたい本】









2014年2月24日月曜日

バカが武器

「バカ」でメシが食えるか?





【こんな人におすすめ!】



  • 「好きなこと」でメシを食っていきたい全ての人(就業中か失業中は不問)




【ガツン!ときた一文】


"個人でも会社でも「死=破産」を身近に感じたときの「生きよう」という気持ちを一度知った人は、ものすごいパワーを持っていると思います。スレスレで生きている人の方が、いろいろなことに貪欲なのです"

(P108)



【ひとこと】


「バカ」=「好きなこと」と読み替えるとちょうど良いでしょう。
サッカーでいうとカズとか澤。野球で言えばイチローやマー君に相当。



プロスポーツの「バカ」マーケットに参加できる人は、ごく限られていますが、
一般人用のマーケットも広がってきていると思います。



今のところ一般人が「バカ」でいくら頑張っても、
国民年金なみの収入(6~7万円くらい)しかないでしょうが、
そのうち勤め人レベルの収入近くにまで、上がってくるのでは?



【一緒に読みたい本】








2014年2月19日水曜日

グロースハッカー

マーケターとWebエンジニアの境をなくす本






【こんな人におすすめ!】


  • 自分が作ったWebサービスの利用を促進したい人
  • けど広め方が分からない人や広告業界の「経験」がない人



【ガツン!ときた一文】


"数々の事例を見ていくと明らかなように、施策自体はどれもシンプルであり、実施にそう大した時間を要しないものばかりだ。とはいえ、こういった圧倒的な成功事例をいきなり引き当てることは難しい。大事なのは、数字を測定する基盤を作り、仮説を立て、検証可能な施策のアイデアをたくさん出し、どんどん実施して検証していくことにある"

(P118)



【ひとこと】


「グロースハッカー」をすご~く意訳すると
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というところでしょうか。
ただし、鉄砲は鉄砲でも「めくら鉄砲」ではいけません。
照準をしぼって撃てば、いつかは「的」にあたるという感じ。



実物を作っている人からすれば、そんな「ムダ弾」を打つ余裕はない、
と言われるかもしれません。
しかしWebの常識からすれば、とにかく「数」を打てということらしいです。


ただし「鉄砲を数撃つ」ためには次のような条件が必要です。



  • 手足のごとく「鉄砲」の操作ができるようになること
  • ある程度の規模がある「的」でないといけない
  • 「的」に当たったかどうかを調べるための測定器が必要



要するに自分でもWeb技術 ―プログラミングやサーバーの扱い方、GoogleAnalytics、
などが使えなければ意味がないというところか。


逆にそれらが使えれば、広告のマーケターという人の存在を超えられるかもしれません。


【一緒に見たいサイト】


Find Job! Startup Ideas&Framework
プレミアム会員110万人超えのクックパッドから学ぶ、5つの有料会員増加施策











2014年2月18日火曜日

提案前夜 (新鋭短歌シリーズ3) (新鋭短歌 3)

SEという職業について予備知識が必要かな。。。







【こんな人におすすめ!】

  • SEのお仕事をしようかどうか考えている人
  • 営業職に癒しを求めたい人



【ガツン!ときた一文】


”仄暗いサーバールームに彷徨えば息を潜める音の聞こえる”
(P8)
”まとめ終えメールで送る見積もりの「概算です」としつこく添えて”
(P35)
”商談確度A・B・C更にDプラス・Dマイナスに分けられて、春”
(P47)




【ひとこと】


何の提案かと思ったら「システム営業」のことらしい。
最初はいまいち、ピンと来なかったんですが。



営業職に就かれている人ならば、詠み人の気持ちと
共感できるかもしれないが、SE(システムエンジニア)の仕事が
分かっていると、詠み人とより深い気持ちをが、分かち合えるかもかもしれません。


SEではない人は「なれるSE」と一緒に読むと、
「あ~そういうことか!」と分かりやすくなるかもしれない。



【一緒に読みたい本】


なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)










2014年2月17日月曜日

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

ドラッカー先生の「大予言の書」





【こんな人におすすめ!】



  • 若年人口の減少が社会に対する影響をもたらすか知りたい人



【ガツン!ときた一文】

"教訓は明らかである。過剰雇用の成熟産業に金を注ぎ込む政策は害をなすだけである。それらは、一時解雇された高年者を助け、若年者を再教育し再雇用するために使わなければならない"


(P37)



【ひとこと】



自分でおとな(大学生)向けの学習サイトを作っていますが、
その存在の根拠をいくつか求めることができると考えます。


  • 「今までは産業や雇用主の方が、労働者よりも長命だったが、それが逆転している」。
  • 「知識労働者に関しては、短命になってきた産業や雇用主よりも長生きする」。
  • 「そこで専門化した知識が、誰にとっても必要となり、教育の重点が、子どもから大人にうつる」。「ただし、知識は陳腐化が激しいので、継続的な教育サービスが必要」。



【一緒に読みたい本】


勝者の代償―ニューエコノミーの深淵と未来






ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉








2014年2月11日火曜日

刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話

ホリエモンが語る「なう。」ではなく「わず。」





【こんな人におすすめ!】


  • 刑務所からの社会復帰事業に興味がある人


【ガツン!ときた一文】


"だからなるべくなら偏見の目を持たないことで、彼らの更生を支援してやってほしい。それだけで再犯を減らすことになり、絶対に世の中のためになる。彼らを排除すればするほど、再犯というブーメランになって返ってきて、新たな被害者を生んでしまうかもしれない。"

(P240)



【ひとこと】


「なう。」でなく「わず。」だからこそ書ける内容。
受刑者の日常の様子、刑務官の接し方・考え方など、エンタメで明るく書かれています。
もっとも堀江さんの問題意識は「個人」ではなく、「制度」や「社会」にあるように思います。



出所後にblogosが主催する日本の刑務行政に関する対談と本書を合わせて読むと、
何かの巡り会わせで、特定の犯罪(薬物とか性犯罪とか)の
矯正施設の設置事業に参加されそうな気がします。


11月27日放送 ホリエモンが語る刑務所からの"社会復帰"~岡本茂樹×堀江貴文対談~






【一緒に読みたい本】











2014年2月10日月曜日

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

日本人の「労道」は小学校教育から始まる






【こんな人におすすめ!】

  • 日本人の労働観について「アレ?」と感じる人
  • その労働観について「アレ?」と感じても言葉で言い表せない人



【ガツン!ときた一文】


"社畜への洗脳は、会社に入るよりもずっと前の、小学校の時点から始まっていると考えることができます"

(P90)



【ひとこと】


ふだん「脱社畜ブログ」を読んでいるため、本書の内容は特に驚きはしませんでした。



著者の日野さんは、問題視されている日本の「労道」に対して、
「どうしたらええねん」という具合に、具体的に掘り下げられることもできたでしょう。



ですが、あえてそれはせずに「脱社畜」の考えのみにとどめたのは、
まず広く世間に「日本人の働き方の矛盾」に気づいてもらいたい、
という意図が、あったように感じます。


まず気づいてもらわんことには、それ以上具体的に話を進めるのは
ムリじゃないかと。



この動画を見ると、学校教育で「黙って言われとおりに動け!」っていう感じに、
教育を行うことは、かつては世界のどの国でも当たり前のように
行われていたようなんですね。(1:50ごろ)


ただ、それを考慮しても本書を読むと改めて日本の「労道」観って、
特異な存在のように思います。



特異な存在が続くのは野口先生がおっしゃるように、戦時の経済体制が、
いまだに続いているせいかもしれませんね。




【一緒に読みたい本】



1940年体制(増補版) ―さらば戦時経済













2014年2月7日金曜日

なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

「割り切り」で入社するならかえって「アリ」かも






【こんな人におすすめ!】


  • 就職するのは大手企業が良いか中小企業が良いか迷っている就活学生さん



【ガツン!ときた一文】


"大手なんて別にいいもんじゃないわよ。何をするのにも手順と申請ばかりで。権限もないのに責任ばかり押しつけられる。この会社の方がマシよ。無茶振りはしても、あとは好きなようにやらせてくれるから"

(P240)



【ひとこと】


このお話に出てくる会社は「スルガシステム」というらしい。
よほど割り切らないと、やってられません。


  • 「なるべく早くITサービスの会社を立ち上げたい!」とか
  • 「技術者たちから尊敬されるハッカーになる!」とか



逆に「割り切り」(と体力)があると、たいていのことは一人でできてしまいそうです。



  • キレイにきりわけて、大勢でやるのが良いのか、
  • 汚くても1人で全てやりのけてしまうのが良いのか



判断するのは、本当に難しい。個人の嗜好と経済的評価に委ねるしかないでしょう。




【一緒に読みたい本】



小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ――インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる