2012年11月5日月曜日

電子書籍で生き残る技術−紙との差、規格の差を乗り越える−


「作って」「売って」「回収して」、電子書籍の概要本








副題にあるとおり、
「紙との差、規格の差を乗り越え」て、
電子書籍を「作成」、「流通・販売」するためには、
どうすれば良いかということが本書のテーマです。



さすが、理系に強いオーム社といった感じです。
見慣れない用語もたまにありましたが、
文章を行きつ戻りつしていると、しっかり最後まで読めました。


本社の概要をザクッと述べると、



1.作成(EPUB、.book、XMDFなどのファイル)
2.流通・販売(Kindle、itune、ソニー、Googlebooksなどのプラットフォーム)



ともに、色々なファイル形式、プラットフォームが存在し、
販売時の掛け率もまちまちです。
どの勢力がもっとも大きいのかもはっきりしません。



紙の書籍のように、文章主体の電子書籍は、
日本の大手出版社や大手書店、印刷会社なども、
影響力を持つと考えられます。




電子書籍

GalaxyでKindle / HIRAOKA,Yasunobu




ただし、付加価値を加えた場合、個人、零細、中小事業に
参入する余地があると考えられます。




個人的には「書籍に満たない書籍」のような
「ニッチ」な分野を電子書籍化することについては、
小が大に伍していくことが、できるように思います



最後に、数人若しくはわずか1人で
電子書籍の出版を行っている会社が、
あることは、新鮮な驚きでした。



The Pragmatic Bookshelf→社員数人
株式会社達人出版会→社員は社長1人のみ





0 件のコメント:

コメントを投稿