2012年11月11日日曜日

民法案内7 債権総論 上


金銭債権・利息・利息債権・強制執行について





民法案内7 債権総論 上


"債権とは、他人に対して一定の行為ないし給付を要求する権利を言う"

(P1)


具体的に例を挙げるならば、以下の通りです


  • 貸金の返還
  • 銀行預金の返還請求
  • 交通事故にあったときの損害賠償請求


「地上権などの物権は、他人が介在しなくても存在するが、
債権は、債務者にある特定の行為をさせるという意味で対人性を有する」



ということを念頭において、
重点的に読んだのは、以下の通りです。



  • 金銭債権
  • 利息
  • 利息債権
  • 債権回収しない場合の裁判所の強制執行



論点はいっぱいありますので、全ては読むのは、やはりムリでした(泣)
ですが、目的を持って読めば、部分的に十分に読めました。
(恐れ多くも、我妻先生の著作に関する、感想文を書いていますが、
管理人は、法律について、まったくのシロウトです)



必要によっては、明治時代から現代までも、適用されるような、判例も掲載されています。
管理人のような、シロウトににとっては、リファレンス的な使い方が、できそうです。



ちなみに本書は、我妻先生は、大正期から昭和30年代に活躍された先生ですが、
その講義を現代風に改訂されています。今、何かと話題の、利息制限法についても、
P144で言及されています。




参考文献:


我妻榮 民法案内 9 (9) 債権総論 下民法案内 9 (9) 債権総論 下

民法案内 9 (9) 債権総論 下

0 件のコメント:

コメントを投稿